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スクートの関西-ホノルル線、来年5月末で運休
需要低迷が理由、SIAグループの路線再編も実施
シンガポール航空(SIA)はグループ会社のスクート(TGW)が運航する関西-ホノルル線について2019年5月31日を最後に運休すると発表した。シンガポール航空グループの路線再編を行うのにあわせて、需要が低迷していたホノルル線を運休することにした。また、同社は、シルクエアー(SLK)を経営統合するのに合わせて、シルクエアーの一部路線をスクートに移管する。一方でスクートの一部路線をシンガポール航空とシルクエアーの既存路線に2020年下期までに移管する。
スクートのホノルル線は2017年12月からシンガポール-関西線の以遠便として、329席のボーイング787-8機で週4便運航を行っていた。しかし、他社との競争が激しさを増す中で需要が低迷。今回、運休することを決定した。
また、ホノルル線の運休とともに、シンガポール航空がシルクエアーと経営統合するのにあわせて、グループ各社の路線再編を行うことにした。