無人月着陸船「ペレグリン」、推進剤を喪失 　

月軟着陸は困難に、代替ミッション模索

　民間企業として初めて月面着陸を目指したアストロボティックは1月8日（現地時間）、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス（ULA）の次世代ロケット「バルカン」に搭載して打ち上げられた無人の月着陸船「ペレグリン」について、ロケットから分離後に異常が発生したことを発表した。
　その後の調べで、「ペレグリン」は、推進剤を致命的なまでに喪失していることが発覚したことを明らかにした。