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2024.01.09

WING

羽田C滑走路、処理容量が衝突事故前に回復

 南風時は悪天時の都心ルート、約1カ月継続見込む

 去る1月2日に発生した日本航空(JAL)516便と海上保安庁のMA722Aの衝突・炎上事故発生で運用を停止していた羽田空港のC滑走路が1月8日午前0時00分、その運用を再開した。
 国土交通省によれば、北風時については、施設の損傷等の問題はないことから、C滑走路運用再開時点で事故発生前と同様の運用が可能となり、処理容量も天候にかかわらず事故発生前の水準に回復するとした。
 一方、南風時については、常に計器着陸装置(ILS)を活用した悪天時の都心上空ルートの運用を行うことを決定。これにより、南風時の処理容量も天候にかかわらず事故発生前の水準に回復すると説明した。

※画像=北風時の飛行ルート。7~11時半、15~19時、それ以外の時間(提供:航空局)