記事検索はこちらで→
2024.01.11

ウイングトラベル

★JATA髙橋会長、2024年は「旅行完全復活元年」に

 旅行会社の存在価値示す取り組みを積極展開

 

 日本旅行業協会(JATA)の髙橋広行会長は1月10日に新春記者会見を行った。髙橋会長は昨年5月の新型コロナウイルスの5類移行から「マーケットの復活に向けて大きく歩みを進めることになった」と現状認識を示した上で2024年については「旅行完全復活元年」と位置付けて、国内・訪日旅行と比較して回復が遅れている海外旅行の完全復活に全力を尽くして取り組むほか、旅行業界の目指すツーリズムのあり方として付加価値の高い商品やサービスの提供など「旅行会社の存在価値を示してくことが重要」と述べ、業界を挙げて新たな価値創造に取り組んでいく考えを示した。また、1月1日に発生した能登半島地震に関しては「復興に向けて最大限の努力を行っていく」としたほか、旅行会社のコンプライアンス問題への対応については「有識者委員会で具体策を3月までにまとめて、速やかに実行していく」とした。

 

 国内旅行の取扱額はコロナ前9割超まで回復
 インバウンド急回復も海外旅行は回復遅れ