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2024.01.11

WING

和歌山県、家庭の廃食油SAF化で民間企業と連携協定

ENEOS・花王・サントリーと協力、資源循環モデル構築

 和歌山県とENEOS、花王、そしてサントリーホールディングスの4者は1月10日、和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定を締結したことを発表した。和歌山県内の未利用資源を活用し、持続可能な航空燃料(SAF)などを製造するなど、資源循環モデルの先進地域となることを目指す方針だ。
 和歌山県は、地域の特性を踏まえた産業創出や広域的な資源循環ネットワークの構築を目指すべく、昨年10月に「わかやま資源自律経済ビジョン」を策定した。
 同ビジョンの策定作業に、ENEOS、花王、サントリーホールディングスらも参画しており、各企業がこれまでに和歌山県内の市町との資源循環に関する連携実績を有しているという。