★能登半島地震被災地の復旧・復興へ全力

高橋観光庁長官「地域事情に耳傾けながら支援」

　観光庁の高橋一郎長官は1月17日に行った業界紙各社との会見で1月1日に発生した令和6年能登半島地震への対応について「被災者への2次避難への支援、今後の被災地における観光の復旧復興に全力で取り組んでいく」と述べた上で、被害状況の把握や現地の観光関係者の要望にしっかりと耳を傾けた上で観光関連施設の再建や風評被害対策を講じていく考えを示した。一方で2024年の観光行政にあたっての抱負として、持続な可能な観光の実現に向けて、地方部への訪日外国人誘客促進や人手不足の対応を始めとした受入環境整備、バランスの取れた国際相互交流の推進に一層力を入れていく考えを示した。

　被災者避難に対する宿泊事業者の迅速な対応に感謝 　地震による訪日インバウンドへの影響は最小限に

　インバウンドの伸びをより確固たるものに 　アウトバウンド回復へさらなる機運醸成を

　地方部への誘客促進でさらなる交流拡大を 　人手不足対策など受入環境整備にも注力