エールフランスKLM、CMA CGMと貨物輸送の提携解消

　エールフランスKLMは1月16日（現地時間）、去る2022年5月にCMA CGMとの間で締結した貨物輸送における業務提携について、今年3月31日をもって契約を解消することを明らかにした。
　2022年5月に締結した両社のパートナーシップは、2023年4月に発効。しかしながら、「特定の重要な市場における厳しい規制環境が、この協力関係を最適な形で機能させることを妨げている」とし、今年3月末をもって提携を解消するとした。
　その上で、エールフランス-KLMとCMA CGMは、3月31日以降も顧客がそれぞれのネットワークから利益を得られるよう、引き続き協力し合うべく協議を開始した。
　なお、CMA CGMはエールフランス-KLMの中核株主の1社。 エールフランス-KLMの資本におけるCMA CGMの株式に関する既存のロックアップを修正することに合意したほか、CMA CGMは3月31日にエールフランス-KLMの取締役を退任することにも合意した。