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2024.01.19

WING

豪州空軍のKC-130A、米空軍2機種と空中給油適合試験

 RC-135とA-10Cに1カ月間で約450回コンタクト

 オーストラリア国防省は1月8日(現地時間)、オーストラリア空軍が保有するKC-30Aが、米国内において、米国空軍の2機と空中給油適合確認飛行試験を実施したことを発表した。KC-30Aは、エアバスのA330をベースとしたA330MRTTだ。
 この飛行試験に参加したのは豪州空軍の第33飛行隊所属のKC-30A。約1カ月間にわたって実施した試験は、豪州空軍航空機研究開発ユニット(ARDU)と米空軍が共同して実施したもので、米空軍のボーイングRC-135およびA-10Cを対象に空中給油適合試験を行った。 
 今回の試験飛行に際しては、豪州空軍から1名のテストパイロットと4名の飛行試験エンジニアを含むARDU飛行試験飛行乗員、飛行試験システムスペシャリスト、2名の請負飛行試験空中給油オペレーター、そして33飛行隊の飛行乗員と整備要員などで構成した分遣隊が送り込まれた。