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2024.01.22

WING

伊江島補修必須、パラシュート降下訓練できず

 防衛省沖縄防衛局、職員派遣して状況確認

 木原稔防衛大臣は1月19日の閣議後会見で、在日米軍が嘉手納飛行場で行っているパラシュート降下訓練が常態化される懸念について、本来行うべき伊江島補助飛行場の滑走路では補修が必要で、現状では大型機の発着が難しいと、米側から説明を受けていることを明かした。
 さらに米側から、滑走路の改修工事をすでに計画しており、工法も含め今後必要な措置や期間について検討していると、説明を受けたとした。米側の説明では、滑走路面がMC-130などの大型輸送機の安全な離着陸が困難な状態だという。滑走路はもともと未舗装で、米軍では2020年に滑走路表面の修復を行ったのだという。航空機を安全に運用するためには、定期的な整備が必要不可欠だが、米側で継続的に行っていたのかなど詳細は、沖縄防衛局の職員を派遣して確認を行っているとした。