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2024.01.23

WING

IATA・ICAO、危険物輸送基準に関する協力拡大

 
 国際航空運送協会(IATA)と国際民間航空機関(ICAO)は1月22日(ジュネーブ現地時間)、危険物の安全な航空輸送のための世界基準の設定と、その実施に関する協力関係を拡大したことを発表した。
 ICAOのフアン・カルロス・サラザール事務局長がジュネーブのIATAエグゼクティブ・オフィスを訪問した際、両組織間の協力拡大を協議し、合意した。
 IATAは去る1956年に航空機による危険物の輸送に関するガイダンスを発行。それ以降、規格の更新とあらたなルールづくりを進めてきた。1984年1月にICAO附属書18が採択されたことで国際基準として規制されるようになり、危険物の国際輸送に関する広範な概説となった。