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2024.01.31

WING

自衛隊災害派遣、能登町で給食支援開始

 一部支援ボランティアへ、水供給など必要

 木原稔防衛大臣は1月30日の閣議後会見で、能登半島地震被災地へ派遣する災害派遣部隊による生活支援活動について、能登町での給食支援を28日から開始したことを説明した。また被災地の自治体のニーズを踏まえて、引き続き給水支援、給食支援、入浴支援、物資輸送などの生活支援を行っているとし、組織的な対応をきめ細かく行っていくとした。
 被災地ではすでにボランティアが入っており、自衛隊がこれまで行っていた生活支援の一部については、民間事業者やボランティアで行えるようになってきたとのこと。しかしながら、未だに水の供給や道路の移動が困難な状況が見られているため、自衛隊による支援が引き続き必要な状況だと説明した。
 防衛省・自衛隊では、災害派遣に従事する隊員の健康管理やメンタルヘルスに留意しながら復旧に取り組んでいるとし、引き続き「被災者に寄り添った様々な活動を全力で実施していく」とした。