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丸紅エアロ・新明和、ビジネス機整備の新会社JAMS設立
中部国際空港拠点に4月から始動
丸紅エアロスペースと新明和工業が、ビジネスジェットの機体整備事業を行う新会社「株式会社JAMS(ジャムス)を設立した。今年4月から、中部国際空港を拠点に機体整備事業をスタートする計画だ。丸紅エアロスペース、新明和工業がそれぞれ50%ずつ出資し、JAMSの初代社長には西川博貴氏が就任した。
JAMSを設立することで、ビジネスジェットの利用者・購入者が広範かつ高水準のサービスを受けられる体制を整える方針で、潜在需要の掘り起こしを図るほか、将来的には拠点を増やし、幅広い市場ニーズに応える体制を構築していきたいとしている。
日本のビジネスジェット利用は、欧米に比べて低空飛行を続けている。一方でコロナ禍において、航空会社の定期便ネットワークが崩壊し、どうしても移動しなければならないというニーズに応えるツールとして、注目された。
※画像=ビジネスジェットの整備事業を展開するJAMSのロゴ(提供:丸紅エアロスペース、新明和工業)