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2018.11.28

ウイングトラベル

ANA、5月24日にA380ホノルル線に就航

1機で週3往復、7月1日から週10便へ拡大

 全日本空輸(ANA)は11月27日、成田-ホノルル線へのA380型機の就航日を2019年5月24日に決定し、当初は1機で週3往復体制で開始、7月1日に2号機導入で週10往復に拡大する。A380型機の航空券は来年1月中の販売開始を予定している。
 11月27日に都内で行われたA380型機就航発表会で冒頭挨拶したANA平子裕志社長は、「日本人がハワイ移住を開始してちょうど150年に当たる2018年にA380型機という巨人機を、日本人屈指のリゾート地のハワイ・ホノルル線に就航することを決定した。今回の就航に関しては、地元からの期待も熱く、ハワイ州政府、地元関係者に協力いただき、大型機材の導入や新サービスのローンチに向け準備を進めていただいた。ANAの新しいハワイにどうか期待していただきたい。より魅力あるハワイ旅行の提供や様々な過ごし方の提案等をすると共に、ハワイと一緒にこの地の発展のために貢献していきたい」と述べた。
 

 

 ハワイ州知事、ハワイの観光活性化に期待
 日本人に魅力的な地になる様観光振興に努める

 
 続いて、デービッド・ユタカ・イゲ・ハワイ州知事が来賓として登壇、平子社長と握手した後、「ハワイと日本とは歴史的、文化的、またビジネス上の結びつきが非常に強く、2019年5月のA380型機就航により、さらに関係は深まる」と述べた。
 「2017年には160万人以上の日本人がハワイを訪れ、同様にハワイからも多くの人が日本へビジネス、留学、観光で訪れている。2階建て構造のA380型機は、世界最大の旅客機で、日本とハワイの往来がしやすくなる。ハワイ州を代表し、ハワイの観光を活性化し、また日本とハワイの旅行者により多くの選択肢を提供し、お客様体験を向上させてくれるANAに感謝致する」とANAのA380型機就航で双方向交流が拡大することを期待した。

 

■ANA、ホノルル線の機内サービスを刷新
 専用メニューやバーカウンターで快適な旅を

 

※写真=A380型機就航発表会で挨拶するANA平子裕志社長

 

※写真=「ハワイの観光活性化に期待する」と述べたデービッド・ユタカ・イゲ・ハワイ州知事

 

※写真=本邦初となるカウチシート