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2018.11.28

ウイングトラベル

KNT首都圏がKNT神奈川を吸収合併、来年4月

神奈川県内の営業強化へ販売ノウハウなど共有 

 KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏)と近畿日本ツーリスト神奈川(KNT神奈川)を2019年4月1日付で合併することを決定した。いずれもKNT-CT HDの100%子会社で、KNT首都圏を存続会社とし、KNT神奈川を消滅会社とする吸収合併方式で合併する。
 KNT神奈川は、1967年に相鉄観光として設立され、神奈川県を基盤とした地域密着営業を行っていたが、2004年に提携販売の強化を図るために近畿日本ツーリスト(当時)が資本参加し、2010年には100%子会社化して現社名に変更した。
 また、KNT-CTホールディングスは事業構造改革の一環で、首都圏の団体旅行や個人旅行などを取り扱う地域旅行会社として、KNT首都圏を2017年11月1日に設立した。KNT神奈川は、KNT首都圏の事業エリア内にあり、両社の店舗網や組織ネットワークを有効活用し、販売ノウハウの共有、人材の適所配置等を行い、神奈川県内の市場における団体旅行事業と個人旅行事業の双方の営業体制を強化するためには、両社を合併することが最善と判断した。