WING
エアバス、東京大学大学院工学研究科とパートナーシップ締結
世界の大学と共にイノベーション創造する若者育成へ
エアバスと東京大学大学院工学系研究科が11月28日、「エアバス・グローバル・ユニバーシティ・パートナーシップ・プログラム」(AGUPP)に調印した。東京ビッグサイトで開催中の『国際航空宇宙展2018 東京』の会場で、エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長と、東京大学大学院工学系研究科の大久保達也科長・工学部長が調印した。
AGUPPの目的は、パートナー大学と協力し、航空宇宙産業界の将来ニーズに対応できる学生を育成することとのこと。各種プロジェクトを通じて、イノベーティブな思考を育て、航空宇宙産業の未来に備えるという。エアバスによると、同プログラムには東京大学大学院工学系研究科で、世界26大学が加わっているという。なかには、マサチューセッツ工科大学(MIT)やシドニー大学など、世界の名だたる大学が名を連ねている。
エアバスのステファン・ジヌー社長は調印式で、「AGUPPは将来のエンジニアとなる優秀な才能を、エアバスと世界の大学が協力して育成する画期的なプログラム」であることを強調。「将来の航空宇宙業界を発展するイノベーションを創造し、様々な課題に取り組むための共同プログラム」であることを明かした。
※写真1=パートナーシップを締結したエアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長と、東京大学大学院工学系研究所の大久保達也科長・工学部長
※写真2=エアバスとの間で、共同研究や共同開発をスタートすることに意欲を見せた