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2024.02.27

ウイングトラベル

★野村総研「コロナ前の生活に戻った人34%」

 コロナ禍生活に慣れ、海外旅行へ興味薄れる

 

 野村総合研究所(NRI)は、2023年12月に実施した「生活者年末ネット調査」結果をまとめた。それによると、「コロナ禍以前の生活状態に戻った」とする人は全体の34%で、22年12月調査時の22%からは増えたものの、依然として約3分の2の人がコロナ禍以前には戻っていないとし、とくに、国内旅行や海外旅行への支出をコロナ禍制限時より増やした割合が22年12月調査時の想定よりも低く、「海外旅行の必要性が薄れたことや、海外へ行かずとも国内や自宅でできる楽しみを見出せたことが、海外旅行の回復鈍化につながっている」と指摘した。