JAL、ブランケットのリサイクル事業開始

　4社プロジェクトで始動、第1弾はウルトラマン

　日本航空（JAL）は、役目を終えた機内ブランケットをリサイクルして商品化する再生商品プロジェクトを開始した。第1弾は、1966年のテレビ放送開始以来、地球の平和と環境についてメッセージを発信してきたウルトラマンシリーズから、ウルトラマンおよびウルトラセブンのシルエットをデザインしたTシャツやトートバッグ。すでに2月20日から予約受付を開始しており、4月26日から一般販売を開始する。
　この再生商品のプロジェクトでは、JALUXのほか、倉敷紡績（大阪府大阪市、藤田晴哉社長、以下クラボウ）と、リサイクルやオーガニック繊維などを使ったプロジェクトを手掛けるエフシープランニングオフィス 市岡（大阪府大阪市、市岡明義代表）の4社で、再生素材を活用した商品を開発して、資源循環型社会の実現に貢献していく。

※写真＝ウルトラセブンのシルエットをプリントしたリサイクル素材のTシャツ（提供:JAL）