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2024.02.28

WING

英陸軍参謀総長、日本との関係進展を重視

 安全保障面で共通点、重要なお互いの環境

 

 英陸軍参謀総長のパトリック・サンダース陸軍大将は2月27日に、木原稔防衛大臣および森下泰臣陸上幕僚長を表敬訪問し、日英の関係が進展していることを喜ぶとともに、両国の安全保障環境に多くの共通点があることから日英間の連携を一層発展させたい考えを示した。
 サンダース参謀総長は、日本と英国が長きにわたって同盟関係を構築してきたとし、最近では特に昨年5月に両国が発出した日英広島アコードに触れ、両国の関係が一層深まったと説明した。さらに安全保障の面では、両国が海に囲まれた島国であることや、力による現状変更を試みる周辺国の存在など、共通する点が多いことを指摘して、お互いに相手国の安全保障環境に重要な意味があるとした。

 

※写真1=儀仗隊を巡閲するサンダース英陸軍参謀総長と森下陸幕長

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