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ボーイング、カナダとドイツ向けP-8A受注
カナダはCP-140後継で初発注、独はP-3後継で追加
ボーイングは米海軍との間で、カナダ空軍向けに新規に14機のP-8Aポセイドンを、ドイツ海軍向けにも追加で3機のP-8Aポセイドンを製造する契約を締結したことを明らかにした。受注金額は計34億ドル。
カナダ空軍は昨年11月、運用中のCP-140オーロラの後継機として、P-8Aの導入を決定していた。ボーイングによれば、カナダ空軍向けの初号機は2026年に納入する計画だという。
また、ボーイングはP-8を取得することで、ボーイングのカナダに対する経済的コミットメントは、カナダの産業およびバリューチェーン・パートナーに年間3000名以上の雇用を創出し、10年間で少なくとも3億5800万ドルをカナダの国内総生産にもたらす可能性があることに言及。カナダの安全保障はもちろん、カナダ経済にも大きく貢献するとの見方を示した。
※画像=カナダ空軍向けのP-8Aを受注(提供:ボーイング)
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