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2024.03.04

WING

ADO、運航乗務員候補生のエントリー開始

 AIRDOは3月1日、運航乗務員候補生の募集を開始したことを発表した。
 同制度はエアラインパイロットに必要なライセンスを取得する制度。訓練は海外訓練を約2年間、国内訓練で約1年間実施し、約3年間で欧州航空安全庁(EASA)と日本の航空局(JCAB)ライセンス(事業用操縦士、計器飛行証明)の取得を目指す。その訓練所はANAグループで実績のある訓練所(海外・国内)に入所することになる。
 訓練費用はAIRDOと候補生で分担し、候補生は三井住友銀行のサポートローンを利用することも可能だ。訓練期間中は契約社員としてAIRDOに在籍し、所定の給与を得ながら、訓練に参加することができる。
 なお、この自社養成制度の選考を受験する場合は、「Flight Crew Assessment Test」(FCAT)を受験し、FCATで実施されるすべてのプロセスにおいて合格することがエントリーの条件となる。このFCATは、ANAが実施するパイロット適性テストだ。

 

※画像=ADOが自社養成パイロットの募集を開始(提供:ADO)