ウイングトラベル
エクスペディア、昭和対平成の海外旅行調査
20代旅行はアジア躍進、ハネムーンや憧れはハワイ
エクスペディア・ジャパンは、平成が間もなく終わることから「昭和対平成の海外旅行調査」を実施した。この調査は、20代を昭和で過ごした「昭和世代」の50代と、平成に生まれた「平成世代」の20代を対象に、それぞれ20代の頃の旅行を比較することで、昭和から平成にかけて海外旅行事情がどう変化したかを分析したもの。海外旅行経験のある男女計400名を対象に調査した。
それによると、「初めての海外旅行は何歳のときか」との質問に対し、「昭和世代」は10代後半が12%にとどまり、20代が全体の80%を占めた一方で、「平成世代」では10歳未満が20%、10代前半が10%、10代後半が23%と、全体の53%が10代で初の海外旅行を経験していることがわかった。20代は48%だった。
また、「初めて自ら企画して海外旅行をした年齢は何歳だったか」との質問には、「平成世代」では全体の80%の人が20代前半までに自ら海外旅行を企画したと回答した。
人気のデスティネーションについても尋ねた。「20代の時の友達との旅行先といえばどこか」との質問には、「昭和世代」はハワイ(35%)がトップとなった一方で、「平成世代」では台湾やソウルなどのアジア(44%)がトップとなり、平成にはアジアが躍進した。2位は昭和・平成両世代ともにグアムやサイパンだった。なお、昭和世代では、「そもそも海外が選択肢になかった」との回答も26%と多かった。
※写真=年収別・昭和世代が20代のときに海外旅行に求めたもの(エクスペディア調査結果より)