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2024.03.07

WING

マクニカ、ペロブスカイト太陽電池と半固体電池で空気質センサ

 ペロブスカイト太陽電池は宇宙空間などでも応用可能性

 マクニカは3月5日、「ペロブスカイト太陽電池」と「半固体電池」を用いた新型の空気質センサを開発することに成功したことを発表した。
 「ペロブスカイト太陽電池(Perovskite Solar Cells : PSCs)」は、薄く軽量であり、しかも柔軟性がある材料によって半透明にすることが可能な次世代太陽電池として注目される技術だ。少ない光量でも発電することができるため、小型電子機器や従来ならば太陽光パネルを設置できなかったようなビルの壁面、宇宙空間など、さまざまな場所で独立電源を得ることが可能となる。さらに、大面積塗布技術によって大幅なコスト削減が期待されている。