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2024.03.08

WING

海自・海保共同訓練、沖縄沖・日本海で実施

 7回目の連携強化、狭間のグレーゾーン対応

 

 海上自衛隊は3月5日、沖縄南方と日本海の海空域で海上保安庁と共同訓練を行った。いずれも護衛艦と巡視船の運動要領や情報共有に関係する訓練と防衛大臣による統制訓練を行い、共同対処能力の強化を図った。海自と海保は定期的な訓練を通じて相互の連携強化を図っているところで、そうほうの共同訓練はこれで7回目となった。
 この日行った訓練のうち、沖縄南方での訓練に参加したのは、海自側が自衛艦隊司令部、第3護衛隊、護衛艦「ゆうぎり」であり、海保側が第十一管区海上保安本部、巡視船「おきなわ」および「くにがみ」。日本海の訓練に参加した海自部隊は第14護衛隊、護衛艦「あさぎり」、多用途支援艦「ひうち」であり、海保側から第八管区海上保安本部、巡視船「だいせん」、S-76Dヘリが参加した。

 

※写真1=沖縄での訓練で連携を図る海自および海保隊員(提供:海上自衛隊)

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