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2024.03.08

WING

クラーク高校、校舎の管制局から人工衛星運用開始

生徒が開発した1U衛星、校舎と宇宙で通信中

 

 クラーク記念国際高等学校とSpace BDは3月7日、高校生たちが開発した人工衛星「Clark sat-1」の運用を開始したことを発表した。現在、クラーク国際の校舎に設置した管制局でアマチュア無線従事者免許を取得した生徒の手によって、アークエッジ・スペースのサポートの下、これらのミッションの達成とアマチュア無線技術向上を目指し、人工衛星と通信しているという。
 クラーク記念国際高等学校では、東京大学大学院工学系研究科と高校生による人工衛星開発・打上げおよび宇宙をテーマにした探究学習プログラムの開発を通じた「宇宙教育プロジェクト」を展開中だ。昨年12月18日には同プロジェクトを通じて開発した「Clark sat-1」が、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」から放出されていた。

 

※写真=「きぼう」から放出される「Clark sat-1」(提供:JAXA、NASA)

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