SkyDrive、スズキ工場で空飛ぶクルマ「SD-05」製造作業開始

　まずは万博向け機体製造、製造子会社の半数はスズキ出向者

空飛ぶクルマの開発を進めているSkyDriveは3月7日、同社の製造子会社であるSky Works（スカイワークス）が、製造作業を開始したことを発表した。
　スカイワークスは、SkyDriveに出資するなど、同社を支援するスズキの磐田工場内のスペースで製造を開始した。前日の3月6日には、スカイワークスの従業員全員と、スズキの鈴木俊宏社長、SkyDriveの福澤知浩CEOをはじめとした関係者が出席し、工場の安全稼働を祈願する鋲打ち式を挙行した。
　SkyDriveによると、スカイワークスは従業員の約半数がスズキからの出向者とのことで、自動車の組立での経験・知見を豊富に備えた人材だという。昨年9月から「空飛ぶクルマ」の試作および組立手順書の作成など準備を進めてきていた。

※写真＝スカイワークスで「SKYDRIVE」の製造をスタート（提供：SkyDrive）