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2024.03.12

WING

飛行許可のオスプレイ、国内再開へ日米間で緊密な調整

 日米で前例ないレベルの連携も、不具合部品明言せず

 

 防衛省は3月8日、これまで飛行禁止措置が取られてきたオスプレイについて、米海軍航空システム・コマンドにより飛行許可が発出されたことを発表した。米側の発表によると、運用再開へのタイムラインは、それぞれの軍種および任務の性質に固有の運用上の要請に基づくこととしており、日本での運用再開については、防衛省として引き続き日米間で緊密に調整を行うとともに、関係する自治体へ丁寧に説明を行っていくとしている。
 米側の発表では、昨年11月29日に鹿児島県屋久島沖で発生した米空軍オスプレイの墜落事故に関して、これまで日米間で事故の状況や安全対策など確認作業を行ってきたとし、その中で事故の原因となった部品の不具合が特定されたとする認識を示した。そのため、同不具合へ対処する各種安全対策措置を講じることで、安全な運用を再開できるとした。

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