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2024.03.12

WING

東海大、学生がハイブリットロケット実証に成功

 北海道スペースポート(HOSPO)を運営・事業推進する北海道大樹町とSPACE COTANは、東海大学の学生ロケットプロジェクトが去る3月6日に、ハイブリッドロケットの打上げ実験に成功したことを発表した。
 実証に投入したロケットは「ハイブリッドロケット59号機」。GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)チューブを主体としたモジュール構造で、独自開発のパラシュート放出機構「不知火Ⅲ」、「不知火Ⅳ」、「盃」を搭載した。搭載エンジンは固体のWax燃料(ロウ)で、酸化剤には液化亜酸化窒素を用いた。機体の全長は1.7メートル、直径154mmで、重量は14kgとなっている。

※写真=東海大学生らが北海道スペースポートでロケット実験に成功(提供:SPACE COTAN、東海大)