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2024.03.12

WING

輪島市の土砂ダム常時監視にドローン投入

 被災現場にドローンポート設置は国内初

 ブルーイノベーションは3月11日、石川県輪島市からの要請で、ドローンの業界団体である一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の指揮の下、ドローンポートシステムを活用した河川監視活動を実施したことを発表した。なお、実災害現場におけるドローンポートシステムの社会実装は国内初となった。
 この活動についてブルーイノベーションは、五光物流、VFRと協力して実施したとしており、輪島市内を流れる牛尾川(鈴屋川の支流)に出来た土砂ダムの状況を、ブルーイノベーションが開発したドローンポートシステム「BEPポート」を活用し、自動かつ定期的に離発着するドローンを活用して、撮影・監視し、その決壊危険性有無を常時把握することで、二次災害による被害を未然に防ぐとした。

※写真=被災地にドローンポート設置は国内初。土砂ダムの常時監視に活用(提供:ブルーイノベーション)