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2024.03.14

WING

米国防総省、F-35のマイルストーンC/フルレート生産承認

 米国防総省は3月12日(ワシントン現地時間)、ウィリアム・A・ラプランテ国防次官(取得・維持担当)が、去る3月7日に開かれた国防調達委員会(DAB)との会議の後、取得決定覚書(ADM)に署名し、F-35ライトニングIIの「マイルストーンC/フルレート生産」(MSC/FRP)を承認したことを明らかにした。MSC/FRPの承認には、製造工程の管理、要求性能を満たすこと、信頼性、適切な維持・支援システムを確立することなどが求められる。
 米国防総省は「これはF-35プログラムにとって大きな成果」であることを強調。「この決定は国防総省、各軍、F-35協力プログラム・パートナー、そして対外軍事有償援助(FMS)の顧客に対して、F-35が安定的かつ機敏であり、すべての法令および規制要件が適切に処されていることを示すもの」と評価。その上で、「同盟国やパートナーとの相互運用性を推進すると同時に、国家防衛戦略の統合抑止の要素に貢献する最高のシステム」との見解を示した。

 

※写真=F-35プログラムのフルレート生産が承認された

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