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2018.12.03

WING

ボーイング、中国に2000機目の機体納入

納入速度急が加速、1000機到達からわずか5年で

 ボーイングは11月30日、中国の運航会社に累計2000機目の機体を引き渡したことを発表した。記念すべき2000機目の機体は、厦門航空の737MAXだった。
 ボーイングが中国市場に対して、累計1000機目の機体を引き渡したのは、実に40年前にも遡る。1000機目の機体を納入以降、2000機目達成に要した歳月は、わずかに5年。急成長を続けている中国マーケットが、このスピードからも良く分かる。
 ちなみに、ボーイングの予測によれば、中国市場は今後20年間(2017-2038)で7690機もの新造機需要が見込まれていて、金額に換算して実に1兆2000億ドルもの市場規模になるという。

 

※写真=急速に拡大する中国市場。ボーイングは中国市場に1000機目を引き渡して以降、わずか5年で2000機目の引き渡しに到達した(提供:ボーイング)