海自、初級幹部の近海練習航海開始へ

約2ヵ月間の訓練で艦内生活への慣熟　

　海上自衛隊は3月16日から5月20日まで、令和6年近海練習航海を実施すると発表した。この訓練は初級幹部の第74期一般幹部候補生課程卒業生を含む約660人が参加するもので、遠洋練習航海を行うために必要な基礎的事項を修得させて艦内生活への慣熟を図ることで、シーマンシップの体得を図る。また指揮統率能力の向上とともに、日本と海上自衛隊の現状について理解を深めるとしている。
　参加部隊の指揮官は、練習艦隊司令官西山高広海将補。派遣する艦艇が護衛艦「さわぎり」、掃海母艦「うらが」、練習艦「かしま」
となっている。
　期間と寄港地については次の通り。
・3月16日:江田島出港
・3月16・17日:柱島沖
・3月18～21日:神戸
・3月29日～31日:那覇
・4月2～4日:佐世保
・4月7～9日:大湊
・4月11～13日舞鶴
・4月14日:三机
・4月15～5月4日:呉
・5月6日:串本
・5月7～8日:横須賀
・5月8～20日:晴海