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2024.03.15

WING

FAA、空港面安全性向上へ全米管制塔にARV導入

 誤進入防止など安全性向上で25年までに全国展開

 米連邦航空局(FAA)は3月14日(現地時間)、空港の安全性向上に向けて、全米各地の管制塔で「Approach Runway Verification」(ARV)の導入を推進することを発表した。現在、13空港に導入されているARVだが、今週、あらたにオースチン・バーグストローム国際空港で同ツールの運用を開始する。FAAとしては、今年いっぱいから2025年にかけて、全米の各地の管制塔にARVを配備する予定にあることを明かした。
 このARVは進入して来る航空機が誤った空港面、あるいは誤った空港に着陸しようとしている場合、管制官に視覚的・聴覚的に警告を与えるシステム。「STARS」として知られるFAAのターミナル・オートメーション・システムの機能の一つだ。