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2024.03.18

WING

携帯電話の電波受信、ドローン搭載要救助者探索ユニット開発

 専用アプリで地図上に要救助者位置情報を表示

 

 イーエムアイ・ラボは、携帯電話から発信している電波を、ドローン搭載型要救助者探索ユニット「EMI-01s」で受信し、専用アプリケーションを用いて地図上に位置情報を可視化するシステムを開発することに成功した。
 同社によれば、山岳遭難ではビーコンを持って入山するケースが多いが、いつ発生するか分からない地震などの自然災害では、自分の居場所を他者に知らせる手段として、携帯電話の有効性に着目。そこで同ユニットを開発し、迅速な救助に繋げるために、実装に向けた検証作業を進めているという。
イーエムアイ・ラボによれば、要救助者の位置情報をヒートマップ化するとのことで、地図上をメッシュ化し、救助隊員への伝達も容易したという。得られたデータはCSV出力も可能で、そのデータ(位置情報)を使って別のドローンによる捜索活動も可能となるという。

 

※写真=ドローン搭載型の要救助者探索ユニット(提供:イーエムアイ・ラボ)

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