記事検索はこちらで→
2018.12.03

WING

成田、ACI空港カーボン認証で国内初「レベル3」

1月のレベル2取得から約10ヵ月で上ランクに

 成田国際空港は、国際空港評議会(Airports Council International:ACI)から11月21日付で空港カーボン認証プログラムの「レベル3」を日本の空港として初めて取得した。「レベル2」の取得から約10ヵ月でランクを1つアップさせたことになる。松本大樹取締役は、「ステークホルダーとともに(レベル3を)取得することができた」と、喜びの意を見せるとともに、空港として二酸化炭素の排出量を抑える努力を一層向上させることに意欲を示した。
 成田国際空港会社(NAA)では、エコ・エアポート基本計画の取組みの一つとして、ACIの空港カーボン認証プログラムに参加している。今年1月には、NAAおよびNAAグループ各社が排出する二酸化炭素量が計画的に削減されていることを証明する「レベル2」を取得していたが、このたびさらに上のレベルとして、航空会社など空港管理社以外が排出した二酸化炭素の算定、および主要なステークホルダーとの二酸化炭素排出量の削減に向けた計画の策定が認められ、レベル3の取得に至った。

 

※図=空港カーボン認証レベル3のロゴ(提供:NAA)