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2024.03.25

WING

NEC、Skyloomと速度100 Gbps以上の衛星間光通信技術開発

 25年末完成、26年には宇宙環境実証を計画

 日本電気(NEC)とSkyloom Global Corporation(Skyloom)は、衛星ネットワーク用の光通信装置を共同開発することに合意した。
衛星コンステレーションの普及・拡大に伴い、低軌道周回衛星における高速通信への需要の急増が見込まれており、なかでも衛星間通信においては高速大容量通信が可能で、電波干渉対策などにも対応することが容易な光通信が注目されている。そうしたなかNECとSkyloomは、速度100 Gbps以上を実現する衛星間光通信の技術開発を進めることを決めた。
 この技術を基に2025年末の完成を目指し、100 Gbps光通信端末(OCT : Optical Communication Terminal)の共同開発およびテスト、その製造に取り組む方針だ。2026年には開発した製品を宇宙環境で実証し、その後、世界市場に提供していく予定だという。