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2024.03.26

WING

関西空港2月、旅客数は60%増の234万2158人

 外国人はコロナ前5%増、日本人も40%減まで回復

 関西エアポートがまとめた2月の空港運営概況によれば、関西国際空港の旅客数が前年同月比60%増加した234万2158人となった。このうち国際線旅客数は98%増えた180万6101人、国内線は3%減少した53万6057人だった。
 国際線旅客数のうち、日本人旅客数は前年同月比111%増加した34万9390人に増加。外国人旅客数は96%増加した145万2217人と好調に推移した。
 関西エアポートによれば、国際線旅客のうち、外国人旅客数は2019年2月実績を5%上回ったとのことで、新型コロナウイルス感染症の流行前の実績を超えたとのこと。一方で日本人旅客数も2019年2月実績を40%下回る水準まで回復してきており、国際線旅客数全体で2019年2月実績の91%水準(9%減)まで戻ってきたという。
 関西空港の航空機発着回数は前年同月比39%増加した1万4252回で、このうち国際線発着回数は70%増の1万504回、国内線の発着回数は7%減少した3748回だった。
 なお、航空貨物取扱量は8%減少した5万708トンで、このうち国際貨物取扱量は8%減の4万9828トン、国内貨物取扱量は11%伸びた880トンだった。

 伊丹空港旅客数、4%増の111万2137人
 神戸も5%増の27万6459人と好調

 また、関西エアポートが同じく運営・管理する伊丹空港の旅客数は前年同月比4%増の111万2137人だった。航空機の発着回数は2%増の1万743回に、貨物取扱量は8%増加した7105トンだった。
 神戸空港の旅客数は5%増加した27万6459人で着地した。発着回数は3%減の2680回だった。