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国交省、関空の防災機能強化に1500億円財政融資
国土交通省は11月30日に、関西国際空港の防災機能強化に1500億円の財政融資を行う方針を明らかにした。2019年度予算での実施を目指して財務省に要求を行っている状況とのこと。
今回の財政融資は、2018年現在の低金利状況を活用したもので、40年の超長期かつ固定金利の財政融資を、関空の施設管理を行う新関西国際空港に行うというもの。この融資により同社は270億円程度の金利負担の軽減が出来る上、融資を元に護岸かさ上げや排水機能強化、電源施設等の浸水対策等の防災機能強化事業に行うことが可能となるとしている。またこれら防災機能強化事業に関連して、関空の運営を行う関西エアポートが実施する防災対策を同社が半分負担するということだ。