大樹町、ふるさと納税で宇宙の街づくり応援プロジェクト

インターステラの開発や新工場建設などに充当

　北海道大樹町は12月14日から、ふるさと納税を活用したガバメントクラウンドファウンディングとして、”宇宙のまちづくり応援プロジェクト”をスタートする。同プロジェクトの一環で、堀江貴文氏がスポンサーとなっている大樹町に本社を構えるインターステラテクノロジズのロケット開発を支援する。なお、目標金額は4000万円。来年1月31日まで寄付の受付を行い、集まった資金は観測ロケットMOMO、人工衛星軌道投入用ロケットの開発および打ち上げ実験費用、そして工場の増築や新工場建設の費用に充当する計画だ。
　大樹町は約30年以上にも遡って宇宙の街づくりを進めており、町内にある多目的航空公園では、宇宙航空研究開発機構（JAXA）や民間企業・大学による、様々な航空宇宙実験が行われている。そうしたなか、インターステラテクノロジズは民間単独で観測ロケットMOMOを打ち上げることに挑戦しているところ。
　そこで大樹町ではふるさと納税を活用した”宇宙のまちづくり応援プロジェクト”を始動することにし、返礼品としてロケット見学ツアー、大樹町宿泊券、さらには地元の名産品などの返礼品を用意する。