★Booking.com、日本でLGBTQ+の取り組み本格化

　認証制度をアジアで初めて展開

　オンライン旅行会社大手のブッキングドットコム（Booking.com）は日本においてLGBTQ+（性的少数者）への対応を本格化させる。欧米などで展開してきた認証制度「Travel Proud（トラベル・プラウド）」の取り組みを4月からスタートした。同社がアジア圏でLGBTQ+の取り組みを展開するのは日本が初となる。日本語版のマニュアルと研修プログラムを用意するとともにオンライン研修を実施。現時点で約130軒超が認証を取得した。コロナ禍を経て世界中から日本を訪問する旅行者が増加傾向にある中で、同社は日本の宿泊施設において垣根なく旅行者を受け入れることができる環境を整えることで利便性の向上につなげていく考えだ。

　コロナ禍経てシームレスな旅行体験望む声
　日本の宿泊施設が模範を示すことが重要