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ANA・SIA、条件付きで国交省からATI認可
日本―アジア地域でJV展開、ダイヤ・運賃調整など
全日本空輸(ANA)は4月19日、シンガポール航空と展開する日本-アジア地域間のジョイントベンチャー(共同事業:JV)に向けたATI(独占禁止法適用除外)認可を、国土交通省からモニタリング措置の実施という条件付きで取得したことを発表した。
両社はシンガポール競争・消費者委員会(Competition and Consumer Commission of Singapore)に対してもATIの認可を申請しており、現在審査中とのこと。また、豪州、インド、インドネシア、そしてマレーシアといった対象国についても、順次ATI認可の申請をする予定だ。
このJV事業を通じて、ネットワークおよびダイヤの調整のほか、運賃の共同設定、マーケティングおよび販売、収入再配分などの取り組みを、両社間で展開することを目指す。
※写真=ANAとシンガポール航空がJV展開向け国交省から条件付きでATI認可を取得した
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