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2024.04.24

ウイングトラベル

★山口県、旅行会社と連携した販促を強化

 訪日外客受入関連予算計上、観光素材の訴求推進

 山口県は県内観光を活性化させるための戦略を一段と強化する。このほど東京都内で山口県観光連盟主催による「山口県東京情報発信会」を開催。同県の村岡嗣政知事が来場し、旅行会社など観光関係者に対して観光関連政策について説明したほか、県内の8自治体がプレゼンテーションと商談会を開催した。山口県は昨年9月に新たな観光キャッチフレーズを発表。「幸福感」をキーワードに山口県が持つ豊富な観光素材を全国的にアピールしていくとともに、旅行会社とのタイアップ予算を計上し、宿泊増売施策を展開する。さらに米国のニューヨークタイムズ紙から「2024年の世界の行くべき52カ所」の1つに選ばれたことを契機として、外国人旅行者の誘致促進に向けた活動に一段と力を入れていく方針だ。

 観光客数、ピーク時の73%水準まで回復  年間延べ宿泊者数、2026年に550万人超実現へ

 旅行会社とのタイアップに1000万円の予算計上  宿泊旅行商品の造成支援を積極展開  

 NYタイムズ「世界の行くべき52カ所」選出  二次交通を充実、外国人宿泊者数20万人目指す

 東京都内で情報発信会を開催  県内観光素材やグルメを広く発信 

※写真=観光政策を一層強化していく考えを示した山口県の村岡嗣政知事