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2024.04.30

WING

YS-11とペンシルロケットが航空宇宙技術遺産に

日本航空宇宙技術発展史上の画期的な製品・技術

 国立科学博物館は4月26日、国立科学博物館が所有する「YS-11」と「ペンシルロケット」が、日本航空宇宙学会から「航空宇宙技術遺産」として認定されたことを発表した。
 「航空宇宙技術遺産」は、日本の航空宇宙技術発展史を形づくる画期的な製品および技術を顕彰して後世まで伝え、今後の航空宇宙技術の発展に寄与することを目的として、日本の航空宇宙技術発展史上の画期的な製品および技術に対して、航空宇宙技術遺産を認定するもの。
 昨年4月には第1号として、「二宮忠八の動力飛行研究」、「STOL実験機“飛鳥”で実証した低騒音短距離離着陸技術」、「日本初の純国産ジェットエンジン“ネ-20”技術」、「“はやぶさ”による世界初の小惑星サンプルリターン技術」、「技術試験衛星Ⅶ型で実証した世界初の自動自律ランデブ・ドッキング技術」、「月の縦孔・地下空洞を発見したSELENE(かぐや)地形カメラによる観測ならびにデータ解析技術」の6件が認定された。