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2024.05.01

WING

エアアジア、「ワン・エアライン」へキャピタルA航空事業買収

 キャピタルA、注意銘柄指定からの脱却目指す

 Capital A (キャピタル A)とエアアジアXの持ち株会社として新たに設立されるエアアジア・グループは去る4月26日(クアラルンプール現地時間)、キャピタルAの航空事業売却とエアアジア・グループによる航空事業の戦略的買収に関する条件付売買契約を締結したことを発表した。キャピタルAとしては、マレーシア証券取引所によってプラクティスノート17(PN17)、いわゆる注意銘柄に指定されており、経営再建が急務にもなっており、今回の航空事業売却でPN17から脱する狙いもあるとみられる。
 なお、航空売却後もキャピタルAは、キャピタルA航空サービス、Teleport、MOVEデジタル、キャピタルAインターナショナルを含む、航空事業を中心とした4つの中核事業を展開する。