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2024.05.08

WING

スペースウォーカー、社員給与水準10%超引き上げ

 フレックスタイム導入など社内人事制度改革

 東京理科大学発ベンチャーとして有翼再使用型ロケット開発を進めているSPACE WALKER(スペースウォーカー)は5月2日、今年4月から社員の給与水準を10%以上引き上げたことを発表した。さらに、あらたにフレックスタイム制を導入したほか、住宅手当の支給など、人財への投資を厚くした。
 同社は今回の人事制度改革について、従業員が快適かつ意欲的に働ける環境を整え、プロジェクトの推進力を高めるとともに優秀な人材の確保に貢献することで、革新的宇宙輸送システムの開発を更に加速させることを目的としたものだと説明した。
 スペースウォーカーが今回導入した制度改革では他に、通勤手当の見直しや職務発明報奨金の導入などにも取り組んだ。
 なお、スペースウォーカーでは現在、採用活動を強化中だ。5月8日現在、同社ウェブサイトでは、システム系航法誘導制御の技術者、システム系飛行安全の技術者、機械系の空力・流体技術者、機械系設計・解析の技術者のほか、役員秘書も募集している。

※写真=優秀な人材を集め開発を加速するべく人事制度を改革(提供:スペースウォーカー)