★山梨県、富士山登山の通行予約システム運用開始

　入山料などを事前規制、最大100人分の予約可能

　山梨県は富士山登山の混雑対策などの一環で入山規制と通行料徴収を行うことを受けて、通行予約システムの運用を5月20日から開始すると発表した。山梨県側の吉田ルートの通行を事前予約できるようにして、登山規制や通行料徴収に伴う混乱・トラブルの回避につなげる。

　山梨県は富士山の混雑と山小屋に宿泊せずに深夜登山を行ういわゆる「弾丸登山」対策として今年の山開きから富士山吉田ルート五合目登山口にゲートを設置。1人2000円の通行料を徴収するとともに、1日の登山者上限を4000人とすることとした。また、午後4時から翌午前3時まではゲートを閉鎖し、一般登山者の通行が不可となる。

※画像＝山梨県が富士山登山の通行予約システムを導入（画像は予約の流れ）