ウイングトラベル
★タイ、今年の日本人訪問客数目標を上方修正
FIT好調で当初の87万人から100万人へ
タイ国政府観光庁(TAT)のルジラット・チャッチャラームキット副総裁とカジョンデート・アピチャートラクン東京事務所長が5月11、12日に東京・代々木公園で行われたタイフェスティバルの会場で本紙などとの取材に応じ、2024年の日本人訪問客の目標値を当初の87万人から100万人に上方修正したことを明らかにした。需要平準化につなげる観光素材の提供や航空座席数の回復が順調に進んでいること。さらに物価面での影響が諸外国に比べて抑えられていることから個人旅行(FIT)需要を中心に堅調な動きを見せていることから、当初の予測を修正することとした。今後はタイの持つ「ソフトパワー」に焦点を当てたプロモーションに一層力を入れていき、需要喚起を図っていく方針だ。
1〜4月で33万人がタイを訪問 物価上昇、悲観的に捉えず
食やエンタメなど「5つのF」を一層訴求 パワースポットなど精神的な癒しも提案
タイフェスのTATブースには多くの人が来場 知られざるタイの魅力訴求し、実際の渡航につなげる
※写真=取材に応じたタイ国政府観光庁のルジラット・チャッチャラームキット副総裁(左)とカジョンデート・アピチャートラクン東京事務所長