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欧州で空港の液体水素ハンドリング実証プロジェクト開始
エアバス主導、欧州3空港で液水航空機の地上運用を検証
エアバスは、空港運営会社、水素業界の大手企業、そして学界パートナーなどと協力して、航空機用水素ハンドリングおよび供給プロジェクト「GOLIAT」(Ground Operations of LIquid hydrogen AircrafT)が、欧州3空港でスタートしたことを明らかにした。これにより、空港における液体水素の輸送・貯蔵・供給など、比較的小型の液体水素航空機の運用を実証することを目指す。
航空機輸送の環境適合性を高め、2050年の実質排出ゼロの達成に向け、さまざまな研究開発が加速している。水素燃料もその一つで、環境適合性の高さから有望視されている代替エネルギーだ。とりわけエアバスは水素航空機開発に前向きな姿勢をみせており、今後、さらに関連する研究開発と実証を進めていく予定だ。