ウイングトラベル
★日本空港ビル決算、赤字から一転し最高益に
羽田国際旅客3倍近い伸び、過去最高に
日本空港ビルデングが発表した2024年3月期連結決算(2023年4月1日〜2024年3月31日)は、売上高が前期比92.5%増の2175億7800万円であり、営業利益が295億2700万円(前期105億7900万円赤字)、経常利益が272億2500万円(120億6400万円赤字)で、当期純利益が192億5500万円(39億100万円赤字)となった。低迷していた航空旅客の回復によって前期の2倍に迫る増収になり、2020年3月期以来となる3年ぶりの黒字化を達成するとともに、営業利益および経常利益で過去最高となった。
次期旅客増で増収も減益見込み 資材・人件費など高騰、維持管理コスト高
施設管理運営業売上44.4%増 物品販売業は約2.7倍に
純資産250億円、自己資本比率は36.5%
※写真=日本空港ビルはコロナ禍により赤字決算が続いたが、旅客回復により一転して営業利益・経常利益で過去最高となった