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2024.05.22

WING

日米合同委、広弾薬庫で整備施設提供

 日米共同訓練で硫黄島周辺海空域使用

 

 日米合同委員会は5月16日に、広島県呉市の広弾薬庫における米側への施設提供および東京都硫黄島沖における日米共同訓練のための一時使用について合意した。
 広弾薬庫の合意内容は、日米間で合意済みの提供施設整備工事が完了したため、日本側から米政府へ施設を提供することについて承認したもの。これは保安施設一式としており、門、囲障、下水、照明装置、土留、電信線路などが付帯するものとなっている。
 硫黄島沖の合意については、海上自衛隊が設定する「硫黄島掃海訓練海面」で日米共同訓練
を行うため、空域を含む約9キロ平方メートルを日米で使用することを承認したもの。利用可能期間は6月17日から29日までとなっている。

 

※図=広弾薬庫で整備の保安施設を米側へ提供する(提供:防衛省)