宮城初、仙台空港で「WiFiBOX」提供開始

　世界に展開するWi-Fiレンタル、国際線需要増に貢献

　仙台空港で5月22日から、セルフWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」が開始した。これは非接触手続きでモバイルWi-Fiルーターをレンタルできるサービスで、宮城県内としては初の設置。旅客ターミナル2階の国際線出発ロビーに設置して、アウトバウンドおよびインバウンドの利便性を向上させる。
　同サービスは、モバイル通信関連サービスを提供するテレコムスクエア（東京都千代田区、吉竹 雄次代表取締役）が提供しており、無人でモバイルWi-Fiルーターを受取・返却できる。税込み300円からレンタルが可能で、日本国内だけでなく世界約130ヵ国・地域で無制限プランを提供する。今回の設置では、韓国語を含む6言語に対応する。2022年4月から世界各国でスタートし、コロナ禍の中で非対面ニーズに対応するとともに、煩わしい手続きや行列待ちの排除、運営コストの削減、コンパクトな設置場所など多方面で高い評価を受けている。